【大倉山】無農薬有機野菜の自然食ランチ。グルテンフリー・ヴィーガン対応。たねごはん@夢うさぎ

【大倉山】無農薬有機野菜の自然食ランチ。グルテンフリー・ヴィーガン対応。たねごはん@夢うさぎ

今日は、東急東横線大倉山駅から少し離れた静かな住宅街の中で、体に優しいオーガニックランチがいただける隠れスポットをご紹介します^^♪

レンタルスペース「夢うさぎ」で月に2回だけのランチ

大倉山駅から徒歩15分ほど歩いたところに「ギャラリーカフェ夢うさぎ」があります。ここは個人で活動している方がセミナーや講座を開いたり、ギャラリースペースでハンドメイドの食品や雑貨を販売したり、様々な用途で使うことができるレンタルスペースです。キッチンやカフェスペースもあるので、お茶会やパーティー、料理教室なんかもできます。普段は早朝からお昼過ぎくらいまで空いているようです。ふと立ち寄ってお茶を飲んだり、そこでたまたま出会った人とお喋りしたり、とても自由でのびのびとした空間です。人脈を広げられる貴重な場所ですよね。

たねごはんさんは女性二人で活動されていて、2018年の12月に始まり、最初は月一回の営業でしたが、現在は月二回営業されています。基本的な献立は一汁二菜で構成されていて、+200円でお肉料理や飲み物をつけることができたりします。

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地元の無農薬・有機野菜が食べられる

私が夢うさぎを知ったのは、毎週ここで直売をしている横浜市内の農家さんの野菜を買いに来たのがきっかけでした。たねごはんさんもその農家さんの野菜を使われています。  たねごはんとして営業される前からその農家さんとは交流があったそうで、畑にもよく遊びに行くというお話を聞きました。それを聞いて私も畑に行きたい!と思い直々にお願いして、実は先月訪問して援農させてもらってきました^^♪農家さんとの繋がりから、地元で自然食を提供する活動に結び付けるって素晴らしい。私が憧れていた形でもあります。

グルテンフリー・ヴィーガンの人でも大丈夫!

毎回献立は小麦粉・乳製品・動物性食材は不使用で作られています。私が知る限り、大倉山付近でこの三拍子が揃っている飲食店は他にありませんので、とても貴重だと思います。今は子供のアレルギーも増えてきているので、こういう食材にこだわったお店が増えてくるといいのですが。。

横浜は都市農業で農地が少なく、すぐ隣は住宅地という場所が多いです。そんなわけで農薬もあんまり盛大に撒ける環境ではないので、少量多品目を無農薬有機栽培で育てている農家さんがとても多いと聞きます。

横浜の農家さんたちは全国に流通させる野菜を作っているのではなく、地元の人に食べてもらうための野菜を作ってくれているのです。そんな横浜の農業スタイルを活かして、地元の新鮮野菜を積極的に消費する生活者や飲食店が増えていけばいいですよね。

けれど、そんな生産者の想いを知る地元市民はまだまだ少ないように思います。生産者と生活者との距離感がかなりあります。小売店でのお買い物が日常になってしまった現代では、生産者の思いや情報が中間業者の介入により分断されてしまい、生活者まで中々届きません。逆に生活者のニーズも生産者にとってはわかりづらくなっています。小売店は一か所で何でも手に入る便利な存在ですが、せめて他にも選択肢があること、近くにもっと「いいもの」( 体に良く、味が良く、環境にも良いもの)」が溢れていることに、生活者の方々には気付いて欲しいなと思います。

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2019年2月20日の献立

昨年末の初回営業以来予定が合わず行けなかったのですが、この日は久しぶりに訪問できました!

今回は一汁三菜メニューでお肉料理はなし。これでなんと800円。ヴィーガンかつオーガニックのお店でランチというと、だいたい1200~1500円くらいが相場だと思うので、かなりリーズナブルだと思います。使われている野菜たちは、たねごはんのお二人が直接農家さんの畑で収獲をして持ってきているそうで、仕入れのコストがかからないからこそ実現できる価格なのかもしれません。

更にお子様は400円という、これまたとても良心的なメニュー構成。大倉山は子育て世代の家族や、ご年配でゆったりと暮らしている方々が多い土地柄です。実際にたねごはんに来るお客様も、子供を連れてママ友とランチを楽しんでいる方が多いです。お客様のニーズに合ったメニュー構成をされているのが素晴らしいです^^

炒り大豆ひじきごはん

大豆はともしび農園さんの有機大豆。お米は群馬県中条町産の無農薬栽培されたものです。炊き込みご飯の大豆はわりと柔らかく口の中で崩れてしまうイメージがあったのですが(今までそのクオリティーしか食べたことがない笑)、大豆の食感がしっかり残っていました。噛みしめるごとにお豆の優しい味が舌にじんわり伝わってきます。味付け自体もかなり薄味で、おかずの味とぶつからないのがとても良いです^^

季節の野菜の重ね煮みそ汁

たねごはんと言えばこれ。毎回季節によって変化する旬の野菜を使った重ね煮をベースにしたお味噌汁です。

後にも書きますが、このみそ汁に入っている野菜の重ね煮だけをテイクアウトすることもできます。スタンダードにお味噌汁で食べても良し。御飯やうどんと共に主食として食べても良し。はたまた離乳食にも。色々なごはんの素になる「ごはんのたね」なのです。「たねごはん」という屋号にも通ずるものがありますし、看板メニュー的な存在なのかなと思います。

お味噌はともしび農園さんの有機大豆から作られたお手製。これがまた美味しいのです…香りと味がとても良くて、コクがある。動物性の出汁が入らなくても物足りなさが全くないです。

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八宝菜

食べるのに夢中でこれだけ写真を取り忘れてしまいました…(T_T)全体の写真をズームして見てください(笑)

動物性なしの八宝菜というだけで貴重だしわくわくします。具材は私がわかる限りだと、白菜、人参、青菜、厚揚げ、大根、しめじ、そしてまさかのヤーコン!マイナー過ぎる!最初このお芋みたいなのなんだろう…と思って食べてみたらシャキシャキしてるしほんのり甘い。これは!!!という感じでした(笑)実は先月私も有々畑さんのヤーコンを食べていたので、馴染みのある味でした。ただ、中華料理に入れても何の違和感もなく溶け込んでるのがすごいなと思いました。ヤーコンは野菜でも果物のような甘みがあるので、箸休めの一品程度しか思い浮かばなかったのですが、意外と臨機応変に適応できる子なのかも!?今度私もトライしてみよっと。

もう一つ驚いたのが、動物性の出汁を使っていないとは思えないコクのある味。「いったいこれだけの味、どんなスペシャル調味料使ってるの!?」と思って聞いてみたら、そのスペシャルな存在はなんとニンニクでした。かなり大胆な量入れているとのことでしたが、嫌なニンニク臭さは全くなくて、ただただ旨味が強いのです。きっと他の野菜たちの出汁も効いてるからこそなのでしょうね。

 

ブロッコリーポテトサラダ添え

一見普通のポテトサラダと思いきや、口に入れると初めて出会ったポテトサラダの味に困惑と感動を隠せませんでした。よーく落ち着いて、素材の味を吟味してみると…梅と胡麻だ!ありそうでなかった組み合わせ!美味しい!でも考えてみれば私も里芋のマッシュサラダで梅と胡麻使ってました。ただじゃがいもで作ったことがなかったのでとても新鮮でした。お芋の種類が変わるだけでこんなに味わいが変わるとは。ますます野菜って面白い!と感じました。

ポテトサラダをこの味付けで作るのに何が難しいかって、まとまり感を出すことなんですよね。里芋であればもともとねっとりしているので勝手にまとまってくれるんですが、ポテトサラダだとまとめるのにマヨネーズやオリーブオイル、ヨーグルトなどの油分に頼るしかありません。けれど、目の前にあるこのポテトサラダはそれらを使っているような感じが全くない。いったいどうやって?またまた聞いちゃいました。その答えは「ねりごまと梅酢」でした。なるほど~~!その発想はなかった!ねりごま確かに油分ですもんね。だけど油っぽくなるのを避けるために梅酢も少し入れることで、さっぱりしっとりした仕上がりを実現させていたのです。いや~素晴らしいアイディアです。勉強になることばかり!

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さつまいもの金柑煮

こちらの記事にもあるように、さつまいもを焼き芋でばかり食べている私にとって、煮物でいただくのは最高に新鮮でした(笑)有々畑さんのさつまいも(紅はるかかな?)がまた甘い。でも焼き芋より柔らかい甘み。とろっとした白いのは麹かな?聞き忘れてしまったので曖昧です(;^_^A

そして煮物に金柑という、私にとってまたもや初めての出会いが…!甘味よりも酸味が立って、ほっくり甘いさつまいもとの相性が抜群。甘い同士でぶつかるかなと思いきや、ですよね。アイディアが本当に素晴らしいなぁ。。

チャイと手作り甘酒

食後にチャイとお手製の甘酒をいただきました。チャイの香りが強くて感激!とっても癒される香りです。その辺のカフェチェーンのチャイとは全然違います。

甘酒は私自身飲んだことがなかったのですが、こんなに甘いものだとは思いもせず!もっと酒感が強いのかと勝手に思い込んでました。ほっこりする甘みで、とろっとお米の名残が。初めての甘酒でお手製の美味しさを知ってしまったので、たぶん市販のはもう飲めないだろうな。。

チャイに甘酒を入れて飲んでもみましたが、甘酒の甘みや香りがチャイに負けて飛んでしまうので、単体でいただくのが個人的には好きでした。甘酒であまあま~になった口の中をチャイのスパイシーさですっきりさせる。相性ばっちりです。エンドレスに飲んでいられる組み合わせ~(笑)

テイクアウトメニューも用意してくれます!

お弁当は650円。ごはんのたね(野菜の重ね煮)は2~3人前が400円、1~2人前は200円でテイクアウトできます。夕飯分として買って行かれる方がとても多いです。「ちょっと手を抜きたい」「仕事で自炊をする時間が無い」「でもスーパーのお惣菜やファストフードは添加物が気になる。。」という人のニーズをばっちり満たしてくれます!むしろ体にいいものたっぷり取れます。作り手の愛情と農家の愛情が詰まった野菜たち。食べるものが愛情に溢れていると、食べた私たちも愛情で満たされます。そしてそれがエネルギーとなり、私たちも何かに愛情を注げるようになる。そんな見えない「愛情の循環」が私たちの生活の中に存在しているのではないかなぁと、ふと思いました。

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次回の営業日は3月20日

来月は都合により一日のみの営業だそうです。年度の切り替えで忙しい時期ですからね~。

次回はどんなメニューだろう。。毎回想像を膨らませてはわくわくしています。きっと春野菜が増えてるんだろうな~。今度は友人も連れて訪問したいです^^

たねごはんさんには、大倉山の地産地消代表としてずっと続けていって欲しい。切望しております。

おまけ:夢うさぎさんギャラリーにある米粉のお菓子「sola」

帰りがけにギャラリーを眺めていたら、米粉のお菓子を発見!とても美味しかったのでご紹介します^^

米粉のショートブレッドは初めて出会いました!嬉しい!

材料は驚くほどシンプルで、私でも全て買えるものでできています。これって実は珍しいこと!

少しの力でホロっと崩れる程よい食感。いや~これは美味しい。なんて優しい味なんでしょう。これまた作り手の愛情が伝ってくるお菓子です。

「sola」という愛媛にあるお店からわざわざ仕入れているみたいです。この味は遠くても仕入れる価値ありですね!普通のクッキーもあったので、次はそちらも食べてみたいです(*^_^*)