焼き芋食すシリーズ、久しぶりに書きます!!
先日、産直野菜を販売する『わくわく広場』というお店で初めて見るサツマイモに出会いました。これは味を確かめねばならん…!忘れかけていた焼き芋魂に火が付いたのでした(笑)
鹿児島県産『マロンゴールド』
鹿児島県で生まれた品種だそうです。「栗(マロン)のように甘く黄金色(ゴールド)」であることが名前の由来になっています。鹿児島県内でも入手が難しいらしく、希少な品種なんだとか。よくまぁ神奈川まで遥々来てくれましたね~(笑)
一見安納芋のようなベージュに近い色の皮。ずんぐりした形のものは似ているので間違えそう。
私としたことが、焼く前の断面写真を撮り忘れるという失態…(T_T)とても綺麗な薄いオレンジ色をしてました。思えば皮の色と言い果肉の色と言い、人参芋(別名:隼人芋)とそっくりです。安納芋よりこっちですね。人参芋も鹿児島でよく作られている品種です。人参と同じカロテン色素が入ったサツマイモなんですよ^^
焼き芋にしたらこんな感じ
今回はアルミホイルに包んで180℃で50分で焼き上がりました~。おや?中から水分が出てきている?蜜かな?
割ろうとするとぐにゃっとして、かなり柔らかい。包丁でスパッと切りました。果肉はオレンジ色が抜けて黄金色になりました。マロンゴールドっぽい色味。甘そう!
食べてみると、ほくほく感はなくかなりしっとり系。安納芋のようなねっとりともちょっと違うし、紅はるかのようなキメ細かい舌触りとも違う。むしろ繊維が多め。
甘味はしっかりあります。紅はるかに似た甘さに感じました。ん~しかし、イメージしていた栗のようなホクホクした感じには程遠かったなぁ(;^_^A
サツマイモの品種名は超重要!
個人的にはサツマイモの品種名って本当に重要だと思うのです。サツマイモは名前から広がる味を想像して手に取る野菜です。買い手は自分の好みの味かどうかの判断材料にします。
キャベツとか小松菜のように食味の差がはっきり出ない野菜は良いのですが、サツマイモ、特に焼き芋として食べる場合は芋自身の個性がバーンと出ますよね。
そして食べるタイミングも三食のおかずというよりはおやつタイムだったり、嗜好品的な楽しみ方をする人も多いはず。少なくとも私はそうです!
そんなお楽しみタイムにかかるサツマイモへの期待はハンパないわけで。ここで自分のイメージが裏切られると中々にテンションが下がってしまうのです( ノД`)あう…
今回のマロンゴールドも決して栗のようなホクホク食感でないのであれば「マロン」というイメージワードは入れない方が良いのでは?と思ってしまいます。買い手の気持ちからするとね。。
逆に本来の食味であるしっとり甘い系が好きな人の手が伸びるような品種名にしたら良い気がします。水分が溢れるくらいなので『蜜芋』的なイメージの名前とかどうでしょう。
とまぁ、あくまで私個人の考えですが、ネーミングは超重要!!というおまけ話でした。長々とすみません(笑)
また食べる機会があれば天ぷらや煮物にしてみたいですね。意外としっとり系を天ぷらにすると美味しかったりするので。
希少な品種ですので、皆さんも見掛けたらぜひ試してみてくださいね^^
≪他にも色んな品種を焼き芋にしてレビューしてます!≫

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