はまふぅどコンシェルジュ講座第3回「横浜の“農”を体験する」直売体験@佐藤農園 野彩家さん

はまふぅどコンシェルジュ講座第3回「横浜の“農”を体験する」直売体験@佐藤農園 野彩家さん

今回は横浜農業の現場を実際に体験してみよう!がテーマ。受け入れ先農家はランダムで決まるのですが、私は緑区の佐藤農園さんにお世話になることに。なんとなんと!hokkoriカフェでお米を使わせてもらっていた農家さんなのです!こんな形でまたお会いできるとは、ご縁を感じました(*´▽`*)

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駅チカの直売所「野彩家」

佐藤農園さんの直売所はJR横浜線十日市場駅から徒歩5分程度。直売所というとだいたい駅から離れている所が多いので、駅チカで新鮮な地物野菜が買えるのは嬉しいですね♪

直売所と作業場(洗ったり袋詰めをしたりする場所が)が併設していて、10時に伺うと皆さんせっせと大量の野菜たちを袋詰めされたりコンテナに積んだりされていました。

直売所はこじんまりした「直売スペース」という感じでとてもアットホームで可愛らしい雰囲気。中の様子の写真を撮り忘れてしまいましたが…

このポップだけは衝撃的で写真に収めてました(笑)佐藤さん、そっくりです(笑)パートさんの息子さんが書いてくれたそうです。(激うま!)お髭がとってもダンディーで笑顔が優しい方なのです^^*

畑と田んぼの見学

畑に行くまでの間に何人も声を掛けて町の人とふれあう佐藤さん。もうそれだけで慕われているお人柄なのがわかります。まず案内されたのはトマトのビニールハウス。もうハウスの出荷は終わり、根っこを抜き片付け始めたところでした。「食べれそうなトマトがまだあるから好きなだけ採っていって」と佐藤さん。なんて太っ腹!

中には大玉トマトと中玉トマトがまだまだ沢山実ってました。

まだこんなに赤々としている子がたーんといました!一体何キロくらいあっただろう…ビニールが今にもはち切れそうでした(笑)

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横浜市で初めて見る田園風景に感激

佐藤農園さんはお米も複数品種育てていらっしゃいます。恥ずかしながら、横浜でもお米が栽培されていることを初めて知り驚きました。

一面に広がる田んぼ。横浜市内でこんな景色が見れるなんて!

佐藤さんは田植えの間隔を一般的なやり方より広く取っています。その方が風通しが良くなり生育や味も良くなるんだそうです。

こちらは一般の団体さんに貸している田んぼで、無農薬でお米を育てているそうです。夏は虫も多くなるでしょうし、無農薬となるとかなり手間がかかるんだろうなぁ。畑と違って田んぼは入って作業するだけでも大変ですしね。小規模だからこそできることですね。

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栽培されている野菜は100品種にわたる

50品種でも多いと言われているのに、100品種ってかなりのものです。トマト、ナス、ピーマンなど一般的な品目一つに対して4~5品種くらいやっているのではないかなと思います。実際に畑を見せてもらうと、変わった形の野菜が多いのがわかります。

まん丸のナス。日本の丸ナスの品種かな?と思いきや、イタリア生まれのナスらしいです。調べたところプロスペローザという品種かな?

佐藤農園さんは飲食店との繋がりも濃く、こんな「野菜作ってよ」とリクエストに応えて色んな品種を栽培してきたらいつの間にかこんなに増えてしまったそうです(笑)こんなにイタリア野菜育てている農家さん中々いませんし、飲食店やホテルなんかからもかなり声が掛かりそうですね~。

野菜の袋詰めお手伝い

直売体験といいながら、この日は納品が多かったのかひたすら野菜の袋詰めをしました。黒ピーマンやジャンボししとう、変わった品種のバジルなど、袋に詰めながら普段見ない野菜を見て楽しんでました^^* 袋詰め自体はもう八百屋の仕事で慣れたもんで、あまり新鮮味はなかったです(笑)

めちゃくちゃ立派なルバーブ。こんな太くて大きいの見たことありません(笑) 一緒に作業されているパートさんがから「塩で煮詰めるとねり梅のようになって美味しい」と教えてくれました。ルバーブというとジャムしか使い道がなかったのですが、なんとねり梅のようになるなんて!確かにジャムにしても酸味があるし、梅っぽくなるのもわからなくもない。今度作ってみたいな~^^*

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採れたて野菜尽くしのお昼休憩

お弁当を持参しましたが、佐藤さんの畑で朝採れた野菜たちがズラリ!

茹でトウモロコシ、枝豆、きゅうりの塩昆布和え、奥様お手製の豆乳冷製スープ。なんて豪華なんでしょう(*´▽`*)

枝豆の粒の大きさと味の濃さに感激。茹で加減、塩加減がまた絶妙。きゅうりの塩昆布和えは米が進みまくる。きゅうりの食感と香りがしっかり。たまらーん!

この茹でトウモロコシの歯並びの良さよ(笑)実もプリッとハリがあるのが見てわかります。かぶりつくとじゅわっと汁が口の中で溢れる。あまーーーい!!!古いネタと思われるのはわかっていながらも叫んでしまうほど甘いのです。もうスイーツですなこれは。素晴らしい。トウモロコシアイスとかにしたら絶対美味いよ…!!

毎年コンシェルジュの研修の時に出して好評という豆乳冷製スープ。オクラとミニトマトが入っていて、とてもさっぱりした口当たり。何か少し旨味を加えてるのかな?なんにせよこれめっちゃ美味しいんです。ビシソワーズみたいにわざわざミキサーかけて冷やさなくってもこれだけで十分美味しい。素材が美味しいと手間をかける必要なし!ですね。

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心に残った佐藤さんの言葉

田んぼの見学をしている時に、東日本大震災の時の話が出ました。

「震災の時は、正直食料には困らなかった。野菜だけじゃなく、米や加工品もあるから」

「震災後はコンビニやスーパーから食材が消えたせいもあって、普段買い物に来ない人がたくさん来た。近所の人には少し野菜や米を分けてあげたりした」

「この土地でたくさんの人から必要とされる百姓でありたい。」

この話を聞いて、「食べるものを一から育てられる知識や技術」を持ってるって本当にすごいことだなと。いくらサラリーマンですごい年収があってITに長けていたとしても、大災害があったらそもそも食品がなければ買えないし、ネットだって繋がらないし、できることかなり制限されちゃいますもんね。いざという時流通は役に立たなくなるなと思うと、普段から生産者から食材を買っている方が安心だなと思いました。

佐藤さんの百姓としての根本的な部分を感じられることができてとても嬉しかった。横浜の農業を先陣切って引っ張って行って欲しい人だなと感じました。

自宅からは少し遠いけど、たまに足を伸ばして佐藤さんの野菜を買いに行きたい。佐藤さんが作った野菜を食べたい。そんな風に思わせてくれる素敵なご家族でした。貴重な一日をありがとうございました!